このページでは、サイボウズ株式会社が提供しているサンクスカードツールとして、ビジネス支援サービス「サイボウズOffice」で活用できるカスタムアプリ「サンクスカード」について、アプリの特徴や導入方法をまとめました。
サイボウズOfficeは、企業の人材管理や情報共有、スケジュール管理といった業務をトータルサポートするビジネスサービスです。また、「サンクスカード」はサイボウズOfficeにおいて提供されているカスタムアプリの1つであり、社員同士の間で「ありがとう」や「おめでとう」といった気持ちを、簡単に伝えられるようにサポートしています。
すでにサイボウズOfficeのプレミアムプランを導入している企業などであれば、いつでも無料でサンクスカードアプリを追加することが可能であり、導入ハードルが低いこともポイントです。
その他、クラウドサービスであるサイボウズOfficeは、パソコンやスマホといった各種デバイスに対応している上、パッケージ提供によって社外からのアクセスを制限するなど、セキュリティ対策の応用力が高いことも見逃せません。
それぞれのユーザーは個人から複数相手まで、自由にメッセージを送れるだけでなく、写真ファイルを添付して、さらに具体的な感謝の気持ちを伝えることも可能です。
その上、サンクスカードアプリには「集計機能」が実装されており、社内の誰が多くのサンクスカードを受け取っているのか、管理者は簡単に集計して選出できる点も特徴です。このため、上司や責任者が把握し切れていない範囲についても、それぞれの社員の努力や成果を見逃すことなく、適切に評価したり社内MVPとして表彰したりといったことができます。
なお、カードを受け取った人だけでなく、積極的にカードを送っている人もピックアップできるため、社内コミュニケーションの促進に積極的な人材を把握する際にも有効です。
サイボウズOfficeはパソコンやスマホで自由にアクセスできるクラウド版と、社内に専用サーバーを設置してネットワークを形成するパッケージ版の、2種類のプランが提供されています。
クラウド版は、インターネットブラウザを介して利用できるため、初期費用が不要で、料金体系も1ユーザー単位(最低5名以上)となっています。
一方、パッケージ版は社内サーバーを活用するため、社外からの不正アクセスに対する防御力が高く、セキュリティ面での安心感を得やすい点が特徴です。
どちらのバージョンにおいても「スタンダード」と「プレミアム」の2コースが提供されていますが、カスタムアプリの利用にはプレミアムコースへの契約が必要です。
サイボウズOfficeは1997年にサービス運用がスタートして以来、23年以上にわたって全国の企業へ提供されており、その導入実績は2019年の時点でクラウド・パッケージ累計65,000社以上となっています。
サイボウズのサンクスカードアプリは、サイボウズOfficeのオプション機能とでもいうべきシステムであり、すでにサイボウズOfficeを導入している企業や、改めてビジネス支援ツールとして総合的なシステムを導入したい企業にとって、利用価値のあるサービスと言えるでしょう。
一方、近年はサンクスカードで送った感謝に応じて、報酬やポイントといったボーナスを付与できるピアボーナスといった制度を導入している企業も多く、自社のニーズや環境に合わせてサービスを検討することが大切です。
2021年1月現在、全14サービスあるピアボーナスの中から、無料のトライアル期間があるツールをピックアップ。3つのピアボーナスをトライアル期間の長さと、導入した場合の1か月あたりの料金(50名の場合)で比較しています。