経営理念の浸透
ピアボーナスは使い方によって従業員に対して経営理念を浸透させることに役立ちます。具体的な方法を、事例を元に見ていきましょう。
経営理念の浸透を目的としたピアボーナス導入事例
トーコンホールディングス
求人広告や採用コンサルティングを事業の核とするトーコンホールディングスは、中小企業ほどの規模感の会社です。
元々情報共有を盛んに行う文化のため、コミュニケーション量は担保されていたものの、情報がすぐ流れてしまうという課題がありました。
ピアボーナスを通じてリアルタイムで各人の仕事の様子が共有されるようになり、従業員それぞれが切磋琢磨できる会社風土がさらに整う結果となりました。
ピアボーナスの画面を見ることで、入社のタイミングに関わらず多くの情報を得ることができます。
参照元:Talknote(https://talknote.com/case/index.php?num=015)
ネクシィーズグループ
電気供給事業や電子メディアう事業を中心に、幅広い事業を展開するネクシィーズグループ。
元々社内の風通しは良く、定期的に更新される代表ブログを従業員が見に行く文化がありましたが、あくまでも従業員の自発性に委ねられていました。
ピアボーナス導入により、情報伝達がピアボーナスを介してできるようになりました。
また、受け身の姿勢ではなく発信をも厭わない姿勢で、自社の理念に焦点を当てたコミュニケーションを実現することに成功しています。
参照元:Talknote(https://talknote.com/case/index.php?num=024)
サムライト
コンテンツとテクノロジーの力で、お客様のマーケティングビジネスを支援しているサムライトでは、入社した社員がすぐに会社に馴染めるような施策が求められていました。
そこで導入したのがピアボーナスです。
オープンな場で互いがポジティブなコミュニケーションを取ることで、気軽に情報を発信できるようになったほか、自社内の研修を他の仕組みと組み合わせて行っています。
そのため「自ら学ぶ」という自社の文化が上手く体現されています。
参照元:TUNAG(https://tunag.jp/ja/contents/case-study/3236/)
Progate
未経験から気軽にプログラミングを学べるオンライン学習サービスを提供しているProgate。
開発メンバーが中心だった初期の時代から、事業拡大に合わせて多くのビジネスメンバーが入社したことで、面と向かってコミュニケーションを取る機会が減っていました。
この課題をピアボーナス導入を通して、「良いプロダクトを提供したい」という会社の想いに則った忖度なしの議論ができるようになりました。
スキルのみが注目されがちなエンジニアも人柄を評価できることで、自社に対する優しいコミュニケーションを増やすことに繋がっています。
参照元:Unipos(https://blog.unipos.me/2018/09/28/progate/)
経営理念の浸透を目指すには
ピアボーナスを付与する際には、多くの会社が独自のルールを設けています。
自社の理念やビジョン、行動指針を元にしたハッシュタグを必ずつけるよう明言していたり、形骸的なお礼は必要ないなど内容は様々です。
会社ごとの色を出せるのがピアボーナスの特徴で、現在働いている社員はもちろん、新たに入社した社員も会社のカラーを意感じ取りやすくなるという特徴があります。