ピアボーナスと一見似たような仕組みに、社内通貨があります。しかしこれらは似て非なるものです。詳しくご紹介しましょう。
社内通貨とは。文字通り社内で利用される通貨です。
最近ではPayPayやLINE Payといった様々なマネーツールが誕生していますが、それらを自社内で独自展開しているイメージです。
社内における自身の生活の中で利用できるほか、他人へ送ることが可能です。一部大手企業で活用されています。
社員エンゲージメントを高めるために使用されるという点では、どちらも共通していると言えるでしょう。
社内であくまで従業員を対象にしている施策のため、エンゲージメント向上には一役買わせることができます。
また、社内でのコミュニケーション活性化に繋げることもでき、社員同士が関係性を深めるために意味を持つと言えます。
ピアボーナスはあくまでも会社が提供する報酬が、他の従業員に渡される仕組みになっています。
しかし社内通貨の場合、あくまでも源泉は従業員自身のお金です。
その分金額への自由度は個人の裁量で変化しますが、全く活用しない従業員も少なからずいるでしょう。
このように従業員全体に対して均一ではないという点が社内通貨の大きな特徴です。
自社内で金銭のやり取りを行いやすくすることが最大の目的です。
導入によって発生する費用が可視化され、従業員同士がコミュニケーションを図るきっかけとなります。
これにより会社全体が活性化することに繋げられる可能性があるのです。
一見ピアボーナスと同様の内容に感じますが、根本的な仕組みが全く異なります。
社員にとって負担となる可能性が大きいため、現在はピアボーナスを活用している企業がほとんどだと言えるでしょう。
それぞれの違いを明確に理解することで、改めてピアボーナスのメリットが見えてくるのではないでしょうか。
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