リモート環境で業務に参加できるテレワーク。同僚同士で顔を合わせる機会が減少してしまう中、遠く離れている仲間と結束力を強めることがテレワーク成功のカギです。このページではテレワークにおいて社員同士の結束力が重要になる理由や、結束力の高まりによって得られる心理的安定性についてご紹介します。
テレワークやリモートワークでは、毎日決まった時刻に職場へ集まり従業員同士が対面で交流する時間が失われやすくなります。自由な働き方を追求しやすい一方で、社員同士の連携がおろそかになったり、コミュニケーションが困難になったりといったデメリットも生じやすくなる点が問題です。
チームを組んで仕事をする上で個々の能力の高さは重要なポイントですが、現代の経営戦略として重視されているのは、個々のメンバーが協力することで生まれるシナジー効果。メンバー間にお互いをフォローし合える信頼があり、失敗を恐れずに挑戦できる意欲をもって行動できる状態を「心理的安定性」と呼びます。これが人材マネジメントの方法論として重視されているテーマです。
反対に結束力が弱体化すれば、たとえ個々の能力が高くとも、相互の連絡が滞ってスケジュール管理が難しくなる、問題が生じた際に迅速に対応できない、といったリスクが拡大します。
必要最低限の交流しか持たなくても業務を行えるテレワークだからこそ、積極的にコミュニケーションをとっていく意識が重要になります。
単なるコミュニケーションであればチャットやSNSでも行えますが、やはり、文字だけでのやりとりでは味気ないもの。結束力を高めるためにはWEBカメラやマイクを使い、互いの顔を確認し合う時間が大切です。画面越しであっても、表情を読みながら会話ができれば相手の様子を把握しやすいですし、相手をより身近に感じるコミュニケーションを図れます。
日頃から互いの努力や成果を認めて感謝や賞賛を伝えることで、個々の達成感が高まります。自分が正当に評価され周囲に認められていると実感できる状況は、心理的安定性を強化する上でも必要です。
互いに送りあう感謝や賞賛を報酬の形で受け取れるピアボーナスは、社内コミュニケーションを活性化させる手段として有効です。周囲からの感謝や、自分は認められているという実感を得られることは心理的安定性の実現にもつながり、さらに目に見える形での報酬があればより一層やる気が出るでしょう。
自社ニーズにマッチしたピアボーナスを導入することで、従業員の結束力を高めるチャンスが広がります。
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