社員に活気があれば賑わいが生まれ、賑わいがあれば人も仕事もお金も集まると言われます。
反対に活気がない職場からは、人も仕事もお金も離れていきます。そのような状態を解決するにはどうしたら良いのでしょうか。
お客さんが入店した時に元気に挨拶する飲食店と、ボソボソと挨拶する飲食店。どちらに行きたい、あるいは応援したいと思うでしょうか。
ほんの少しの対応の差が、長く続く組織とダメになる組織を分けます。その原因の多くは適切に社員教育がされていれば対処できるものでもあります。
活気がないため余計に人が集まらなくなるという悪循環に陥ることもあります。
仕事にやりがいを見出せない、組織に対するエンゲージメントが低いなど、仕事に対するモチベーションが低い場合に職場から活気が失われます。
組織の一員としての喜びや誇りも感じることができないため、「自分ひとり頑張っても仕方ない」という冷めた姿勢になってしまいます。
業績が低迷している職場はほとんど例外なく活気がありません。人の賑わいを感じることがなくエネルギーも感じられません。
社員同士で業務を改善するための活発な意見交換が行われたり、マネジメント層が一般社員の意見に真摯に耳を傾けたりする職場からは活気が感じられます。
活気のない職場では、昼間でも暗く感じられることがあります。社員がお互いに無関心で終始自分の作業にしか目がいかず視野も狭くなっています。
活気のない職場では、新しい取り組みを行うこともあまりありません。そうした「やる気」は余計な作業が増えるだけだとむしろ煙たがられます。
変化の早い現代で、挑戦しない経営姿勢はあっという間に時代に取り残される原因となります。
活気がなく業績が低迷し、業績が悪いから現状維持に精一杯で新しいことに挑戦できずさらに業績が悪くなるという悪循環に陥ることになります。
活気がない職場を見た顧客や取引先はどう思うでしょうか。将来性のない会社だと思われ取引を見直されるかもしれません。
もちろん社会的な評判を高めることが経営のすべてではありませんが、顧客が自社を選択するかどうかの重要な指標の一つではあります。
それは人が参拝しているのを見たことがない神社にご利益があると思えないのと同様です。
活気がない職場で働く社員は、自社の将来性をどう考えるでしょうか。
恐らくはこのままここにいてもこれ以上成長はできない、と早めに見切りをつけてしまうでしょう。
活気がある職場は多くの人を惹きつけます。やりがいや仕事の意義を感じられれば少々きついことがあっても人は頑張ることができます。
そうした環境を提供できない職場は常に人手不足に喘いでいるのが事実です。
社員コミュニケーションを改善する方法のひとつに、社員同士が評価や感謝の気持ちを送り合う「ピアボーナス」があります。
ここでは、ピアボーナスを導入した企業の事例を見ていきましょう。
ピアボーナスを導入することで、職場のコミュニケーションが活発になるため、職場の活気を取り戻すことができるでしょう。
次のページでは、実際にピアボーナスを導入する企業の従業員に、ピアボーナスの満足度についてアンケート調査した結果を掲載。現場の声を見ていきましょう。
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